自転車旅行その18 神戸相続サポートセンター オークラ

2013.03.19

  2006年の年末に四万十川・足摺岬を走った時の最終日のレポートです。

  では、どうぞ。


  12月31日最終日。今日も8時出発。走り始めていきなりの激坂、宿の主人はこっちの道は大したことないと言っていたが・・Aさんは今日も快調に飛ばしている。Aさんは4,5年前に自転車に目覚め、以来、大山とか高野山 ・高野龍神スカイラインとかいろいろ走られたらしい。また毎日往復15キロの自転車通勤、脚力は落ちたとか言いながら強い、強い。(ちなみに学生の頃私は強かった。エヘン。押したことなど一度もない)


  県道27号線を経て、土佐清水の街へ、今回初めて見る街らしい街。ネットで調べた足摺黒潮市場で土産物を探すが今一の品揃え。(後で考えると年末のためか?) わざわざ送料を払ってまで買う気になれない、宿毛で買って持って帰ることにしよう。(なんと宿毛では店が無くて、かつおぶししか買えなかった・・これでは嫁さんに怒られる。。)


  その後竜串 ・足摺海底館に寄り、しばしの観光。 北へ進路を変えた途端厳しい向かい風に悩まされる。道の駅に行けばレストランがあるだろうとおにぎりを頬ばりながらがんばるが、道の駅大月は閉まっていた。なんということだ。道の駅が閉めてていいのか、思わず激怒する。大月の町外れでやっと喫茶店を見つけた。

 

 

 

 

 

 

 


  さすがにAさんもお疲れのようで、「あー急に家に帰りたくなった、どこでもドアないか?」食後のコーヒーを楽しみながら、店のお姉さんに宿毛までの道の状況を聞く。私はごく普通に話しているつもりだったが、どうやらお姉さんはまだまだ坂があると言っているのに対し、私はそんなことはない、坂なんてあるわけないと言わせよう言わせようと誘導尋問していたようだ。Aさんに大笑いされてしまった。



 

 

 

 

 

 

  お腹が膨れたところでラストスパートだ。確かに坂はあるがもう少しでゴールだと思うとそれ程つらくはない。15時過ぎ宿毛駅到着、全走行距離237キロ、前回のしまなみ街道より数段きついコースだったが無事完走できた。感激の一瞬だ。

 

 

 

 

 

 


 

  時間はあるし風呂に行こうということで、大島の国民宿舎 椰子 に向かう。人工温泉だが展望風呂、最高に眺めがいい。しかし、残念ながら曇り空、だるま夕日は見れそうにない。風呂上りに生ピール、達成感とともに味わうピールよりうまいものはない、「お疲れ様、カンパーイ!」


  酔っ払った怪しげな手つきで輪行、いつもより時間がかかるが、無事車中の人となる。高知まではほとんど乗客もいなかった。日が沈んだ中、とある駅で高知方面からの特急列車を待つ。ボーッと見ていると駅には人待ち顔のおやじさん、そこに列車から降り立った。娘さんが近づく、満面の笑みがこぼれる。まるでドラマのワンシーンのようだ。いい正月になるといいね。高知駅到着、待ち時間が1時間ほどあったので、ホームから外に出る。


  Aさんが腹減ったな、ラーメンつくるかとのこと。そりゃーガスは持ってきてるから、ラーメンぐらいは作りますが、ここは高知駅前なんですけど・・こんなところで作ったら警察に通報されませんかね? 幸いコンビニにお湯があったので事なきを得た。ふぅー、Aさんアクセル全開だ~。(*学生時代は、周りの目など一切気にしませんでしたね・・)


  さすが正月朝帰りのムーンライトはガラガラ、ボックス席を占領できた。2007年1月1日午前5時11分明石駅到着。Aさん、おかげで楽しい旅になりました、また一緒に走りましょう。


 (終わり)


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