江戸町85番だより第54回(2021年5月放送分)

原:今日はお客様と税金の相談をしている中でよく聞かれることをお話ししたいと思います。

ジャッキー:よく聞かれる質問ってことですね。

原:あとでジャッキーさんにもご質問したいと思うんですけど。もう本当によく聞かれるトップ1はこれだと思うんですけど。お客さん、ご商売されている方は何か機械とか車を買うときに買取がいいのかリースがいいのかどっちがいいのかっていうのはよく聞かれますね。

ジャッキー:トップに入る感じなんですね。

原:ほんとに。お客様自身が機械を買う頻度も、何でも該当しますね。頻度もそうですし、単純にどっちがええかわかりにくいとか。ということもあると思いますんで。本当によくきかれますし、この前いいましたよねみたいなことをもう一回聞かれたりしますけど。ジャッキーさんはどうでしょう?例えば車を買うとして、リースと買い取りどっちがいいの?って聞かれたらどんな感じでお答えしますか。

ジャッキー:えっ。お客さんの状況によるんで、その資金ぶりの問題で、資金ぶりに余裕があるんだったら買ってもいいんじゃないかなと思うんですよね。ですけど、ランニングでやっていった方が商売上キャッシュフローが楽な場合はそっちを選んだ方がいいんかなーって思ったりはしますね。

原:わかりやすいので行くとお金の出るタイミングが一番違いますよね。買取だったらいっぺんにぽーんと。500万とか出ますし、リースだったら、5年分割とかで毎月毎月ちょっとずつ出ますんで、お金のタイミングが違うんで、先ほど言われたようにお金をすぐ払ってもいいかどうか、余剰も含めてが一番大きなところですけど。他考えられる違いとか、ここも見た方がみたいな。どうですか。
ジャッキー:あーその償却できる金額の大きさみたいな感じかな。

原:はいそうですね、もう一つそれです。減価償却という形で償却していくのかあとは払った分だけ経費になるのかみたいな違いのやつですよね。一般的な車で行くと初年度はだいたい1/3が経費にできます。
ジャッキー:大きいですよね。

原:償却率とかがあるので、3分の1は経費になるんですけど、ただ月割とかになりますんで、初年度12か月丸々持ってたら、3分の1っていう感じですけども、もし5年リースとかですると、初年度は2割とかしか経費になりませんので、経費にしたい度合いでもいくつか違いが出てきますよね。もう1つはですね、あと細かいんですけども、買取の場合は、たとえば500万の車でしたら、500万そのものが出金しますよね。で、リースとか割賦もそうなんですけど、分割払いにするとどうしても分割手数料であったり、リース料とか余分な上乗せ料っていうのを払わないけないんですよね。そういうのが若干ですけども本体価格以上にお金を払うことになる。
ジャッキー:そうですね。総額支払いでいうと、その方が高くなってしまうっていうことですよね。

原:そうですね。一応分割っていうかちょっとずつ分けて払うっていうことに対する手数料なんで仕方ないんですけども、いやそんなちょっとでも余分に払うん嫌やっていう感じの方はそのまま即金でっていうか一括払いで購入されるのが1番いいかなっていうことですね。今みたいなのがリースと購入の違いということですね。で、あのほんとによく聞かれますし。私たちはずっとこれやってるんでだいたいポイントわかるんですけど、なかなか一般の方っていつまでもそんなこと覚えてませんので、ほんとによく聞かれます。ジャッキーさんも車、経費になってますか?

ジャッキー:個人事業で車使ってますので、そちら側で一応おとしてます。減価償却させていただいております。

原:減価償却というか、買取ですね。購入ですね。次にいきたいと思います。2つ目にね、よく聞かれるのがこれを払ったら、これを買ったら税金なんぼ安なんのってのが結構あります。あんまりですか?あんまりジャッキーさんに響いてない。

ジャッキー:僕にそんな質問ないからね。税金なんぼ安なんのっていうのは税理士に聞きますよね。

原:みなさん何かを買えば、何かを支払えば、税金が安くなる、経費になるっていうのは思ってらっしゃると思うんですけど、どれくらい安なんのかっていうのはやっぱりまあ気になります。

ジャッキー:そうですね、確かに。聞かれます。保険なんかがそうですよね。保険は年払いでね、経費で落とせる分があったりすると、これ加入して保険料経費にしたらどれくらい安なんのっていうのは確かに聞かれます。

原:そうですね。保険のほうが普通に物を買うよりももうちょっとだけ複雑ですけども。

ジャッキー:複雑ですね、はい。

原:どうですか、なんてお答えされてるんですか?

ジャッキー:税理士に聞いた方がいいですよって言う。

原:まあ、そうですよね。

ジャッキー:まあでも一応ざっくりこういう感じなんですけどこういう割合で、こうなってますと。細かいところはやっぱ先生に聞いてくださいねと、計算は僕らできないんで、ルールだけは知ってますから、それはお伝えします。そこから先は税理士のお仕事でお願いしております。

原:あんまり言ったらあかんやつですよね。

ジャッキー:そうですね。僕らはいくらっていうのはやっぱり言えない立場なんでね。これはやっぱり専門家に聞いた方が確実だと思います。

原:さすが、ちゃんとルールを守ってらっしゃる。

ジャッキー:あたりまえですよね。

原:まあこれを払ったら税金安くなるっていうのもですね、税金の種類もたくさんありますんで、所得税とか法人税とか相続税とかいろいろありますけども、例えば所得税、個人事業主様という定義にしましょうか。10万円の食事をしたらどれくらい税金が安くなりますか?って聞かれたときにどうやってこたえようかな、とかありますか?

ジャッキー:所得がわかってたら答えやすいんですけども、所得によりますって言う。ただあの1番安い税率で所得税率って10%じゃないですか。

原:5%です。

ジャッキー:5%か。今5%になったんか。所得税、住民税で15%が最低ですよね。それのテーブルから上は順番にあるので所得によって安くなる割合が違いますね、っていうふうにはお答えしますね。

原:その通りですね。一番下は所得税5%、住民税10%ってなってますんで、基本的に例えば10万円を払いますと、で、10万円の経費が上がるとその金額×税率の分だけ

ジャッキー:最低の15%だったら15%。

原:10万円ですから15,000円。税金が安くなるという。説明してみると簡単なんですけども税率、みなさんその方その方適応税率によって効果が変わってくるわけですね。所得の高い方は税率も高いので、効果は大きくなりますねっていう話ですよね。一番おっきい税率、所得税が5%10%22%やったかな、であと33%かな。すみません。ちょこちょこ変わるんであんまりしっかり覚えてないんですけどだいたいそれくらい。でマックス45%ってところまでありますんでお金持ちの方、沢山稼いでらっしゃる方は所得税45%と住民税10%で55%なりますんで払った金額の55%分だけ税金が安くなる。

ジャッキー:同じ10万円使っても15,000円安くなる人と、55,000円安くなる人があるという。そういうことですよね。

原:そうです。ありがとうございます。そんな感じなんで先ほど言われたように人によって違いますんで一概に何円とは答えにくいですけど誰誰さんのお給料情報でしたら、稼ぎでしたらこれくらいの税額ですねっていう話をしていくようにします。なので、ご相談された方がいくらくらいの所得の方かを聞く、もしくは想定するわけですね。言いたくない人もいますんで、もし○○さんが年収500万くらいだったらこんな感じです、とか。っていうふうなお話をさせていただいてます。で、これもよくあるご質問としましょうか。頭のいい方はよくパパっと考えられるんですけど、ちょっと55%じゃわかりにくいので仮に半分とかにしましょうか。所得税40%、住民税10%だと、税率50%っていう風に考えますよね。で、その時にですね、税金は50,000円安くなるのでその部分がようけ出て行ったお金っていう感じになります。

ジャッキー:そうですね。だからあとで税金本当は払うべきものが払うときに50,000安く払えるわけですから、実際の出費で言うと50,000円だったってことには結果的にはなるんですよね。

原:みたいな考えでされますんでお食事でも半額で食べれたみたいな感じですし、仮に車を買って、500万の車を買っても250万で車買ったんと一緒やねって言われますね。

ジャッキー:所得の高い方にはいっぱいお金使ってもらわないといけないですね。

原:最近コロナで使えてませんけど、そんな感じで所得が高くなくてもですね、皆さんご自身の所得に合わせてこれくらいの税金の効果があるから何割引きくらいでそのものが買えたっていうような感覚でいていただけると、わかりやすいかなと思います。似たようなお話になるんですけども、例えば扶養控除、扶養家族ですね、扶養控除のお話もよく聞くかと思います。子供さんが大学生とかね、大人になってもまだおうちにいらっしゃる方とか扶養家族として、扶養控除の対象に入れることができるんですけども、で、その金額がですね、基本38万円、1人38万円っていう数字が上がってます。これで先ほどの数字と考え方に合わせていくと、お金持ちの例で行くとわかりやすいのでお子さんが1人38万円という控除つけれることになるとなんとお1人いれるだけで19万円税金が安くなるっていう風に考えれます。所得が残念ながらそんなにない方は10%とか20%ですけども、高い方は19万円とかっていう控除が受けられますんで、とてもお得に聞こえるんじゃないかなと思います。
ジャッキー:そうですね。

原:逆に子供さんが独立しておうちから出て行ってしまうと、扶養控除の数字からはずれてしまう、扶養家族じゃなくなってしまうと、逆に税金が19万増えてしまうってことなんで。

ジャッキー:そうですね。申告所得が上がっちゃいますよね。

原:そうですね、はい。19万増えるって言われたらちょっとね、だってそこらへんのサラリーマン、若いサラリーマンひと月分の給料ぐらい。
ジャッキー:ですね。初任給くらいの給料がなくなるってことですね。

原:そんな感じになってますんで、今のが基本の考え方ですね。で、どれも一緒でですね、例えば法人税のお話もしてみようと思います。でも一緒ですよ。今度は会社携帯で10万円の領収書が出てきたとすると、どうなるかっていうと、どうでしょう。

ジャッキー:おんなじですよね。

原:そうですね、同じですね。おっきく違うのは税率がね、個人の方とはちょっと違いますね。

ジャッキー:2段階でしたっけね。細かくはもうちょっとあるのか。いや、2段階ですよね。

原:税務署に払う法人税としては2段階ですけど、あとまあ、市民税とか県に払う税金とか市に払う税金とか、組み合わせるともっといっぱいありますけど、なかなか一律ではないですけども。

ジャッキー:事業税だけで言ったら2段階な感じでイメージした方がいいですよね。

原:そうなんですけど、だいたいひっくるめると今どきはだいぶ法人税率が低いので実効税率的には25%~35%くらいですね。利益が1億円くらいあっても、だいたい35%くらいしかもうとられませんし、逆に少なくても25%くらいはとられるっていう感じですね。

ジャッキー:そうですね、そしたらあれですね。個人事業の方もいっぱい儲かっている人は法人にした方が得っていうことですね。税率が先ほど45とか50いう話でしたから、それに比べると35以上にはならないんであれば法人のほうがよかったりしますよね。

原:そうですね。今話そうと思ってなかったですけど、もう1つよく聞かれるのは、個人でお商売頑張ってるんですけども、法人にした方がいいですかっていう。

ジャッキー:そうですね、僕それはよく聞く気がします。

原:ジャッキーさんに聞かれます?

ジャッキー:ちょこちょこどっちがいいんやろみたいな話題を僕に聞かれるというよりは、話題をしている人が結構いるなーと思って。

原:そうですね。私たちもそれこそお客様の所得、利益とかによるんですけども、そう聞かれたときにだいたい目安はわかりやすいのでいくと、むずかしいな。コンスタントに利益が1000万円くらい出る、

ジャッキー:利益がですよね。売り上げではなくて。

原:利益に対して所得税がかかる、税金がかかりますんで、2000くらい。自分でお給料も取りますんでそこらへんみなさんの考え方次第、どのくらいの税率だったら払ってもいいとか、許容範囲がありますけど一応お話してるのは1500万~2000万くらいの利益が毎年コンスタントに出るようであればおすすめですという風に言ってますね。やっぱりね、自分でお話してて、一番大事なのはコンスタントに利益が出ることかなと思います。

ジャッキー:そうですね。それはそうですね。

原:いっぺんくらいぽこんと利益が出ても、その1年だけ節税効果がとても高くて、後は法人にせんほうがよかったわっていう状態でしたら、まったく津税効果で意味がないというか、法人にして余分な書類整理や、申告や、ほかのこと、余分なことがくっついて来ますんで 。

ジャッキー:そうですね。利益出てなくても、均等割りで70,000いくらかはらいますからね。赤字でもね。個人だったら、ほぼ払わなくていいですもんね。

原:はい。そうですね。

ジャッキー:個人で赤字ってやってられないですよね。

原:食事すらまかなえてないですよね。

ジャッキー:まあ、ありえないでしょうけどね。

原:まあそんな感じで、そこもね、よく聞かれる質問ですけども。で、相続税、ちょっとた戻りますね。節税効果の話で行くと、相続税についてはどうですか?

ジャッキー:相続税は相続が起こってからは節税できないですよね。

原:はい。なるほど、そう変わってくるんですね。まあ確かに起こってからは節税できませんけども、今の間にこれ、例えば、

ジャッキー:相続対策としての税負担軽減をどう考えるかみたいな、そんな感じですね。

原:ここに100万円あって、この100万円を孫にあげたら、これ相続税どれくらい安くなるの?っていう風に聞かれると、どうですか?まあおんなじ感じですけども。

ジャッキー:同じですね。相続も相続の財産によって税率があるので、まあ幅がありますよね。いくらかはその、財産総額によって全然違いますねえ、みたいな感じで僕も話しますね。

原:相続税も適応される税額がいくらかが一番直接影響しますけど、相続税率が10%からうえ55%までかかりますんで、払った金額というよりも贈与した金額の×税率くらいが相続税の税額が安くなるという感じですね。
ここまで、3つくらいお話ししましたけども、全部おんなじ感じですよね。なのでその、そのお話される方がどれくらいの所得、どれくらいの財産をお持ちで、適応される税率がおいくらなのか、何%なのかってところと、対策しようとする額との兼ね合いになるかなと思いますので。

ジャッキー:した方がいいのか、しなくていいのかっていうのはやっぱりその額によって検討すべきですよっていうことですよね。

原:そうですね。みなさんね、どれくらい効果あるのか、気になるところですので。

ジャッキー:こういうのもあれですかね。原先生なんかに相談して、実際こんな、私の場合はこうなんで税金やすくした方がいいんでしょうか?みたいなことは相談OK?整理いただけるんですかね?

原:はい、もちろんです。もう最近は単なる税金の計算というよりもそういったご相談ですね。コンピューターでは計算できないようなこと、お話しできないようなことを私たちはお話していくようにしています。

おわり

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