江戸町85番だより第49回(2020年12月放送分)

原:今日はですね、12月の放送ということですので、一応税務的には年末調整の時期ですね。年末調整だけじゃないんですけど所得税住民税の話をちょっとしたいなと思います。春くんが稼いだ所得税ってどうやって税務署の人にわかられてると思いますか。春くん自分で税務署に言いに行ってますか?

 

春:言ってないです

 

原:どうやってわかるんですかね。

 

春:会社がしてくれている。

そういう感じなのかなと思います。

 

原:どれぐらい所得があるか知らないすけど、そんなに所得がない状態だったら多分税務署は春くんの所得は把握してないと思う。500万以上は言ってください、税務署が連絡してくださいっていうふうになってるので、もしも500万円以上500万ないんだったら、春くんの収入が400万とか300万とか税務署は多分知らない。っていう企業、事業所は税務署に一定金額以上の人は言わないといけないっていうことになってます。はいはるくんのはい。住民税は、春くんばっかり古賀さんの方が古賀さんなんか、サラリーマンじゃないかちょっと違う、ジャッキーさん、春くんの住民税は、どこからかかるか知ってます?どの機関から

 

春:どの機関から?何か集計的な、そういう

 

:すいませんいや市役所です。すいません、ちょっと表現が悪かった市役所からかかるんですけど、市役所は春くんの住民税お給料がいくらかって知ってると思いますか。

 

春:市役所が?知ってるんじゃないすか?お給料によって住民税変わってくるじゃないですか。なので、ある程度はどれくらいざっくりかもしれないすけど、

 

原:ざっくり?ざっくり課税されてるんすか?

 

春:なんかこれぐらいの給料だったら住民税はこれぐらいに上がるとか、

 

原:大体で課税されてる?

 

春:大体で課税されてる

 

原:それは嫌でしょう

 

ジャッキー:どうやって大体ってわかるんやろ

 

:政府としてよくないすよ大体って、嫌がりますよね。ジャッキーさんは知ってますか春くんの

 

ジャッキー:4、5、6の給料ですよね。そこは社会保険料ですねそうだ、住民税、住民税住民税どこでかかるんや

 

原:補足すると、しっかり分かってます。春くんの給料がいくらかって、

 

春:もう一年単位でっていう

 

ジャッキー:あれを出すじゃないですか、源泉徴収票

 

原:誰が

 

ジャッキー:会社が

 

原:いつ

 

春、ジャッキー:年末

 

春:こないだ出してきました。

 

ジャッキー:でも会社が、それは別に税務署に出したりしないな。

 

春:そうなんですね。

 

ジャッキー:知らん。人のことはどうでもいい

 

原:サラリーマンの場合は事業所さんがですね、その1月から12月まで誰に何をお給料出しましたかっていうのを1月に全部市役所に言うように、一応ルールになってます、なので例えば原さんとこの会社が10人いたら、しかもいろんな市の人がいたら何市に住んでる人は誰と誰で、それぞれなんぼですっていう、そこはですね1年間の源泉徴収票をお給料がそんなになくったって、みんな出します。それが出ることによってAさんはお給料なんぼだな、それに対して住民税なんぼかけようかなっていうのを計算をしますという仕組みなんで最初に税務署は、もう年末調整っていう作業を事業所がしてくれてて、ちゃんと課税してるっていう前提で、もう500万以下の人のことはもう見てませんでも住民税は丸々住民税初めてかけるんで。お給料はですね所得税は事前にちょっとずつ取られてますよね。最後年末調整でちゃんと整理してあなたの税金なんぼですっていうのを一応会社が計算してくれますんで。そこで終わってるんですけども。住民税は途中でなんぼ取られてるとかがないので、1年間の給料を出して、それを市に報告してその報告を受けて次6月にあなたの住民税はなんぼですっていう連絡が今度また会社に来て、給料からちょっとずつ取られていく、そんな仕組みになってますんで今説明は思い出してきました?

 

ジャッキー:思い出してきました。最近やってないから忘れた。そういえばやってたな

 

春:一応そんな仕組みで動いてますんで。原くんの給料は市役所にはばっちりばれてる。大学生がいて、年間50万しか稼いでないアルバイトの男の子いたとすると、その人は年間50万のアルバイトの給料の男の子は所得税かかりますか?ジャッキーさん、

 

ジャッキー:所得税50万。所得税はかかるでしょう。

 

原:年間50

 

ジャッキー:基本はかかるでしょう。基本はかかるけどなんか控除があったりするんじゃないすか。かからないっていうルールがあるんですか?

 

原:あります、あります。

 

ジャッキー:そうなんや。学生だから?普通に社会に出て、仕事をすればいくらだろうが所得には税金かかりますよね。ただその、こういう人は、いくらか控除ありますよとか、そういうのがあってかからないっていうのはわかります。

 

原:ジャッキーさん、邪推してますね。

 

ジャッキー:違う?

 

原:いやあってますけど、はいそんな難しいこと言ってないです。普通にあーっていうことを、普通の主婦って103万までかからないって、言ってるじゃないすか。それと一緒でこの大学生のアルバイトしてる子も103万までだったら、そもそも所得税かかりません。はい。給与所得控除が65万と、次ね、金額変わるんですけども。給与所得控除が55万と基礎控除が48万に変わってるので、結局103万までは税金かからない。ということなんで所得っていうか給与ですね。給与が50万の人は103万まではかかりませんので、

 

ジャッキー:学生とか関係なしに、いわゆる103万まではかからないという話ですよね、それがいいたかった。

 

原:そんな難しい話言ってないのに、なんか邪推するように、変に引っ掛けようと思われてる

 

ジャッキー:だから引っ掛けあるんかなと思って。でも基本はかかりますよね。かかりますけど控除があるから103万までかからない。

 

原:そこはサラッと行って欲しかったんですけど。

 

ジャッキー:なるほど。でもなんか、何て言うのかな、そういう基本ルールを覚えた方がよくないですか。

 

:今んとこ、なのでまあね世間でよく話され103万まで、って言う人はそもそも所得税がかからないんですけども103万だったら今の話でかからないんですよ。105万稼いじゃったとき、その男の子は所得税かかりますか?かりませんか?春くん、

 

春:かかります。

 

原:ですよね、簡単

 

:合ってました?

 

原:今の話めっちゃ説明してたよ。

 

ジャッキー:かかれへん言われたら、さっきの説明なんやったんていう話ですよね

 

原:かかるんですけどそれはどの時点で税金が取られますか?

 

春:最後の集計時。

 

原:めっちゃアバウト、年末調整ですね結局アルバイト行ってるところで年末調整をすることで、103万超えてますね。だから所得税ちょっとかかりますね、ちょっと引きますねっていうことで税金かかるようになります。アルバイトみんな掛け持ちしてたりしますよね。カラオケに行って、80万稼ぎました。マクドナルド行って、40万稼ぎましたっていう男の子がいたとして、この子の所得税は、かかりますか。ジャッキーさん、

 

ジャッキー:合計してもかからへんですよね、今の話は

 

原:それぞれカラオケ80万、マクドナルド40

 

ジャッキー:ほんまはかかるんでしょうけど、言わなかったわからない、そうとは違うの?

 

春:ジャッキーさんらしい

 

原:言わなかったから分からない、そりゃそりゃそう

 

ジャッキー:それぞれでは、出てきたところでは、会社ではもうこんだけですよね、こんだけですよね、だからそこではかからない。でも僕こんだけ儲かりましたって、税務所に申告行ったら、取られます。

 

原:それ行かんで良いんですか?

 

ジャッキー:ほんまは行かないといけないですね。

 

原:ですよね。

 

ジャッキー:でも行ってないじゃないですか?みんな

 

原:大学生はね、

 

春:特に罰則とかもないんですか?言わないことに対して、

 

原:一応罰則はありますよ。罰則は行かなかったから税金払わないん

ですけど、あとで例えば何か見つかったとして、あなたは全部で120万の給与あるじゃないですかって言って、税金払ってくださいねって言って、ちゃんと申告して、払うとすると、期限遅れてますんで。期限遅れた分の10%は払います。

 

ジャッキー:延滞税ですね、延滞税

 

原:遅れたことに対して10%と、あと日数が日割りでかかります。

 

ジャッキー:それが罰則です

 

原:罰金はそんな感じですけど。行かなくていいのかっていうと税務署にね。2ヶ所からお給料があると行かないとあかんのですよ。もう一応そういうルールになってます。行ってへん人多いですけどね。

 

ジャッキー:ていうかもう、学生さんなんかやったら、そもそもそれをせなあかんって知らないですよね、きっと。

 

原:確定申告の義務を知らない

 

ジャッキー:多分大人になっても普通に働いてただけやったら知らないですよね。きっと

 

原:そうですね、サラリーマンのまんまの人やったら、知らないと思いますけど、

 

ジャッキー:納税義務の自分でやらなきゃいけないっていうこと自体になんてのか馴染みがない。

 

原:でも納税は国民の義務ですよ。

 

ジャッキー:国民の義務なんですけど、それをこうだからやらなきゃいけないって思ってないですよ。わかってないですよね。だから言われたら払いますっていうのはみんな払ってると思うんですよ。

 

原:学生さんとか基本そんな感じ

 

ジャッキー:だと思うんですよね。

 

原:春くん、この今の8040万の大学生、住民税は払いますか?

 

春:住民税は払います。

 

原:払います。

 

春:払います。

 

原:なんぼの?

 

春:その40万か80万か合計した額じゃないですか?

 

原:どれですか?

 

春:120万に対して

 

原:当たりです。どうやってわかるんですか。どうやって市役所がそのアルバイトくんは120万だってわかるんですか?

 

春:会社がそれぞれ伝えている。

 

原:伝えてる。

 

春:伝えてるから、市役所がこの人40万と80万と二つのところからもらってるなっていう判断してるのかなって

 

原:当たり。さっきお話したように。素晴らしい。応用ができて。お給料は事業所が1月になったら出すって言いましたよね。なのでさっきのアルバイトしてるカラオケ屋さんもこの人80万ですって出しますし、マクドナルドも40万ですって出しますんで市役所に勝手に集まってくるんですね。Aさんのお給料は80万と40万だ。足して120万だってわかるので120万ってお給料に対して住民税かけましょうということで請求がいきます。

 

春:同一人物っていうのは、市役所の方でどうやってわかってるんですか。住所か何かが、

 

原:そうですね。一応名前、昔は。今でこそマイナンバーがあるので、すごいんですよ。本当に細かく分かっちゃうんですよ。昔も一応名前と住所で、一応確認とって、それでなってます。そんな感じなんですけども、さっきのアルバイトくんのお父さん、サラリーマンで働いてて。子供は大学生と思って、扶養家族に入れて自分の年末調整してくださいって会社に出しますね。さっきみたいに120万働いてる、稼いでる子供がいたら、このお父さんの所得税はどうですか、どうですかっていうかいいんでしょうか?

 

ジャッキー:どういうこと?どういうこと?

 

原:子供が扶養家族に入ってるけども、大丈夫ですか?

 

ジャッキー:扶養から外れる金額になったら、扶養にしたら駄目なんですよね。

 

原:そうですね。そのままです。

 

ジャッキー:そのままですよね。

 

原:市役所には120万ていきますよね。でも、お父さんの年末調整は会社がしますよね。会社はお父さんの子供が120万稼いでるって知らないですよね。

 

ジャッキー:知らないですよね。

 

原:扶養控除入れれそうですか?

 

ジャッキー:なんかそのままいったら入ってそうですね、そのまま出しちゃうとね。

 

原:本当はお父さんとしては子供の所得をちゃんと把握して、事業所に言わないといけない。っていう感じで言わないといけないんですけども、そうできてないところも多いですよねさっきみたいな子供が大学生でね、地方に行って何かしてたら、分からないままって多分たくさんいると思います。

 

ジャッキー:アルバイトね、掛け持ちでやってる学生さん結構多いですからね、

 

原:そうなってくると、出さなかったら良いやみたいな思いません?他の市役所、市に

 

ジャッキー:誰が

 

原:会社、各会社。出さなかったら市に行かないので、そもそもさっきの120万稼いでるっていう情報すらいかないですよね。各会社が。

 

ジャッキー:会社は出せって言われるじゃないんすか。出してくださいねみたいなのが来るんじゃないですか?

 

原:本当はそうなんですけれどもお給料の金額、あまりにも小っちゃかったら、もう出さなくていいっていうルールも本当はあるんですよ。30万ぐらい。一応市はね、必ず出してくださいって言いますけど、30万未満はもういいっていう少額不追及のルールもあるので、さっきの90万と20万のアルバイト代だったら合計110万で扶養の範囲を超えますけど、実は、そんなん来たことないっていうのは、そんな感じで片っぽが出てないとかっていうようなパターンも存在するので、本当はちゃんとルールに則ってると、みんな課税されて、ちゃんとちょっと住民税とか課税されるんですけど、そういうのがあると、どっか一つもれるとあちこちがくっついて、連動して課税されないままいっちゃうっていうことも、たまに。会社さんが市役所に出さなかったら結構課税されないこともありますよみたいな話でした。

おわり

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