江戸町85番だより第41回(2020年4月放送分)

原:今日のメインテーマの話をしたいと思うんですけども、皆さん税金は好きですか?

ジャッキー:好き?

やい姉:好きか嫌いか?

原:いやもう正直言って普通嫌いですよね。

ジャッキー:そうですね。

やい姉:丸々いただける方がやっぱり…

ジャッキー:できたらそういうのは払いたくないですよね。しょうがないなぁと思う部分もありますけど、極力

原:そうですよね。

ジャッキー:ですよね?払いたない。

原:払いなたいって言うのは何人ものお客様だっていますけど、払いたいって言ってる人は聞いたことないですね。

ジャッキー:なんか昔いたって言いません?長者番付とか納税者番付的なやつに乗るんだみたいなそういうのをポリシーに持っている人たち

原:1つのステータスと思っている方ね

ジャッキー:今もそれでもあまり公表されなくなったもんね。

やい姉:そうですね。

原:払いたいって思っている人はいないと思いますけども、皆さん払わないようにいろんな努力がされていくとは思います。それをいわゆる節税と言うんですけども、脱税って知ってます?

やい姉:脱税はね

原:聞こえが悪いですよね

やい姉:脱税は犯罪枠ですよね?

原:犯罪枠(笑)

やい姉:カテゴリー分けすると

ジャッキー:カテゴリー分けするとね、犯罪枠ね、

原:節税と脱税はどこが違うと思いますか?

やい姉:節税は一応法になるのかな?わからないですけど、ルールに則った上でこうすると税をここまでで抑えることができますよっていうものが節税。脱税は完璧にここはもう税金払わないといけないのにそこを払わず内緒にしておくっていうのが脱税のイメージがあります。

原:そうですね。税金の法律に則って税金減らす努力、工夫するのは節税で、それでしてはいけないこと、法を超えてしてはいけないことをやって税金減らすのは脱税ですよね。

やい姉:犯罪枠だ。

原:犯罪なんかな?犯罪かな、まあいいか。

やい姉:〇査が入ったりとかするんじゃないですか?ドラマの影響が

原:あれは脱税ですけどね。

ジャッキー:そういう犯罪枠って言うと、何かの罰に法律上の罰則を与えられるのが犯罪ってなると、ちょっと違うのかもしれへんね。

やい姉:そういうのはないんですか?

原:罰?あー、ありますあります。何かせなあかんことしなかったら…

ジャッキー:税が割増しになるっていうのはあるよね。

やい姉:そうか、罰金的な?

ジャッキー:罰金というか税金で割増しですよね。何ちゃら重加算税みたいな

原:そういうのはありますけど、節税で有名なんでいきますとね。例えばその相続税、増与税を減らそうと思って子供さんとかお孫さんに110万ずつ増与していくとか

やい姉:そっか、その枠なら税かかってこないよっていう

原:そうですね。効率よく相続税減らしましょうとかいうのがあるんですけども、例えば脱税ってどんなんてありますか?

やい姉:脱税ってどんなの?

ジャッキー:どういう時の?その相続とかの時ってことですか?

原:なんでもいいですよ。まあそういった簡単かな、なんかありますよね。ジャッキーさんすぐ出てきそうや

やい姉:え、相続の時ですか?

ジャッキー:なんでもいい。

やい姉:いや、どんなんがありますか?あんまり脱税しようと思ったことないです。

原:ですよね。

やい姉:いい人みたい。だからすぐ出てくるジャッキー、すぐ出して。

原:例えば、売り上げをごまかすとか。

やい姉:売り上げをごまかすってやりやすいことなんですか?

ジャッキー:やりやすいかどうかはどうなんでしょうかね?僕はバレると思ってるんですけど、例えば飲食店とかで、今だったら管理をされてるんですけど、古いレジで現金やり取りしてた時に伝票を捨てておくんですよ。売上上がった伝票を捨てておいて、入金があったお金はこっちに避けておくみたいな。そんなんテレビでやってましたよね。

原:証拠がね、こんだけの枚数の注文書があるからこんだけの売り上げであってるでしょって見せるんですけど、実はその伝票ごと、伝票捨ててるから目の前のあってるけども捨ててるから本当はもっと売り上げがあるはずみたいな。

やい姉:この売上げも避けてたら、一応伝票と売上金は合ってるからなんですね。避けてた分が丸儲けっていうことになるんですね。脱税、そういうものだった。

ジャッキー:そんなやつを見たことがありますね。

原:そうですね、今となってはそんなメジャーな話みたいなのがありますけど、そういうのが脱税なんですけど、脱税になろうと思うと嘘を言っている、事実とは違うことを言うと仮想隠蔽とかで脱税になっていきますね。質問と言いましょうか、こんなのどうですか?っていうの

例えば、おもちゃ。子供のおもちゃを買って、消耗品という経費にしました。これはどっちでしょう?

ジャッキー:子供のおもちゃですよね、自分の家のね。

原:プレイステーションを買いました。プレイステーションを買って、消耗品という経費に入れました。

やい姉:それは経費にならないんじゃないですか?

原:ほんまですか?

やい姉:なるんですか?

原:どうでしょう?僕聞いてる側ですけど

やい姉:会社とは関係のないご家庭での家計内でどないかしなさいっていうものですよね、お買い物が。

原:そうですね。じゃあこれは脱税?

やい姉:脱税?なんかそこまで悪い印象がない

原:どっちか言ったらちょっと脱税っていうほどじゃないけど、税金をごまかしている方ですよね。経費じゃないものを入れてごまかしているような感じになっているんですけども。では、お金があるから相続で不動産を買って、これで評価が下がるので相続税を下げてやろうと思って不動産を買いましたっていうのはどうでしょう?

やい姉:不動産を買って、評価が下がるので?

原:ちょっと難しいですかね。

ジャッキー:入り口が多分ね難しい。その評価が下がる意味がわからないなと思う。

やい姉:それはなんとなく年々下がっていってる?

ジャッキー:年々というか買った瞬間に不動産の相続税評価額っていうのが買った値段と差額が出る。

やい姉:相続税評価額っていうものが?

ジャッキー:買った時点でそういう評価額っていう価格自体が下がるんですよ。

やい姉:まずそこがわかりませんね。

ジャッキー:一般にはそれがわからないですけど、そういうものだとした時に相続税を下げるために不動産を買いました。いいか悪いか。

やい姉:相続税を下げるために不動産を買った。別にいいんじゃないんですか?

原:そうですね、簡単でした。

やい姉:これはまあそんな難しいと思ってませんけど、最初の入り口は難しかったですね。

ジャッキー:評価が下がる意味がね。

やい姉:でも原理がわかったらそれはいいんじゃないのって思っちゃいました。

原:では、会社で持っている車を友達に100円で売りました。一応、売却損が出たんで、100円で売りました。じゃあ、売却損が、例えば100万円出ました。これはどうですか?

やい姉:なんでそんなことをしたのかがよくわからないねえ。

原:友達が欲しいっていうか

やい姉:売却損を出す方がメリットがあるんですね。

原:あるのかな。

やい姉:これは脱税です。違う?

原:脱税?ちょっと難しいな。

やい姉:私は二択で答えるんですよね、脱税なのか、そうではないのか。

原:脱税かとはそうじゃないかもしれないけど、税務署的にはダメなパターンですね。

やい姉:グレーゾーン?

原:いや、グレーじゃないけどこれは確実ダメです。

やい姉:ダメなんですね。え、考えちゃってる?

原:友達って言ったら、友達でもダメでしょうね。例えばじゃあそれが自分の息子にしましょうか。自分の息子がその会社で乗ってるベンツを欲しいっていうから100円で息子に売った。これは?

やい姉:ダメです。でも脱税じゃないんです?

原:どこがダメだと思います?

やい姉:売却損100万にもなるんですよね?なんて言ったらいいの?もうそんなん自体があかん。なんて言ったらいいの?こういうの

原:ちょっとお時間が進んできたので言いますと、損が100万出ることは別にいいんですけどね、自分の家族にとってもありえないような安い値段で売るっていうことは、それはあげてると一緒だろうみたいな感じですね。そういう意味でその税務署的にはそれはダメっていう。まあ多分これ脱税の一環だと思いますよ。不当に税金を下げようとしてますよね?普通は100円で車を売ることなんてありませんし。

やい姉:通らないってことですよね?

原:そうですね。

やい姉:それで脱税をしようと企んだところで通りませんよっていう話ですか?

ジャッキー:これをすると指摘されると思うんですけど、これは正当な下取り価格みたいなのを評価してもらってその価格で売ったらオッケー?

原:オッケーですね、さすがジャッキーさん。きっと100円は出ないと思いますけど、100円じゃなくても5万か10万ぐらい出てるんだったらそれでいいですよ。

ジャッキー:だから引き取って欲しいって車屋さんに行って、このぐらいの金額やったら引き取りますよって言われた額がそれが5万円やったら5万円でもいいっていうことですよね?

原:そうですね。

やい姉:なるほど。

原:では次、社長さんが犬を飼ってます。犬の餌を福利厚生費で入れました。これはどうでしょう?

やい姉:わけのわからないことをしてますね。

原:だって買い物したもの経費に入れて税金安くしたいじゃないですか。

やい姉:犬の餌ですよね?その犬は会社で働いている犬なんですか?

原:給料出すんですか?例えば、広報的な猫とかいるじゃないですか?

ジャッキー:看板犬?

やい姉:もしかしたらそういうの通るのかなって一瞬思いましたが、でもご家庭の愛犬ちゃんですよね?に、福利厚生?ダメです。

原:結構いいところ行きましたね。まさにそうです。だめなんですけど、じゃあどうやったらいいことになりますかっていうお話もちょっとしようと思ったんですけど、まさにそんな感じで番犬として連れてきてずっとその事務所にいるんだ職場に置いているんだって いうんだったら、まあ多分だいぶ屁理屈ですけど、でもいけないことはないですよね。怪しい人が来たら吠えてる、だいぶしてから来るセコムよりもだいぶ役立つで。

やい姉:確かに。早い。

原:って言うと、結構まあうーんって言いながらも、別にね、ほんまに番犬として働いてくれてるんだったら多分いけると思いますよ。

では次、家族を役員に入れてお給料を出します。これはどうでしょう?

やい姉:これはよくある話じゃないですか?だからオッケー。脱税ではない。

原:じゃあその家族には2歳の子供もいました。どうですか?

やい姉:それはダメです。

原:どこが違うんですか?

やい姉:お仕事できません。

原:そうそう、そんな感じでちゃんとやってくれるんだったらお金出してもいいよっていうね、一応建前上ね

やい姉:広報的な?その子がいてくれるから会社が潤ってるっていう

原:それは逆に給料じゃなくて広告ですよね。

ジャッキー:そうですね。

原:広告としてですね、小役ですね。

やい姉:はい、広告費です。

原:じゃあさっきの役員になった家族でご飯食べに行きました。その食事代5万円かかりました。じゃあこれを福利厚生費で入れました。これはどうでしょう?

やい姉:いや福利厚生費でいけるんだと思います。

原:ほんまですか。

やい姉:はい、いけちゃうと思います。

原:ジャッキーさんどうですか?

ジャッキー:福利厚生費ってそもそもじゃないとは思うんですけどね、食事に行くこと自体が福利厚生費じゃないですよね。

原:でも皆さんで飲み会とか行ったら福利厚生ですよね。

ジャッキー:飲み会となると。

原:2歳の子も入れて飲み会行きましょうよ。

ジャッキー:でも基本家族だけで食事って疑わしいですよね。

原:そうですね。

ジャッキー:どっちかの線引きがわかりませんっていう、仕事の上の話で行ったのか、家族の団欒で行ったのか、めちゃめちゃグレーじゃないですか。

原:そうですね。

ジャッキー:だからどっちかって言ったらアウトの方かなと思います。

原:そうですね。

やい姉:アウトなんですか?

原:理屈からいくとアウトです。正直入れてる人は山ほどいます。山ほどいますけど

やい姉:番組的にこれ大丈夫なんですか?

原:多分大丈夫です。

ジャッキー:理屈的にはアウトです。やってる人いっぱいいますけど

原:それをどうやったらじゃあOKに?税務省でギャフンと言わせられるOKに、まあいいかって言わせられると思いますか?

やい姉:家族全員が社員…いや2歳の子はちょっとやっぱまずいですけど

原:2歳の子は大して食べないからまあいいです。ご飯多分ジュース飲むだけやから

やい姉:家族全員がもう何らかの社員として働いてるっていう状態だったらいいんじゃないですか?

原:全員ちゃんと働いてたら。

ジャッキー:ここは他に社員がいるかいないかみたいなのも結構関係してくるんじゃないですか?

原:そうですね。

やい姉:そうなんですね。

原:それも関係ありますけど、じゃあ他に社員がいたときに、税務署にうんって言わそうと思ったら。

ジャッキー:全員で行ってる。社員も含めて。その中で家族だけで行ったってなると、どうやって言うかですよね。その状況で家族だけで行ったっていう状況、それでOKにさせられる技があるってことですね。

やい姉:聞きたい聞きたいよー。

原:聞いたら何やって言うと思いますけど、ちゃんとその議事録というか、どういう話をしたかをちゃんと書いておくことですね。

やい姉:あーーー!たまに使いますそれ。

原:やってるんですね。身をもって試してるわけですね。

やい姉:はい、やってました。

原:そんな風にすると、まあそれは嘘やろとは言えないですよね。

やい姉:ちゃんとテーマを決めてそんな話をしたと。あと最後で、社長が自分のゴルフ道具を買いました。これを買って経費に入れました。何費とは言いませんが、経費に入れました。これはどうでしょう?

やい姉:道具か…ゴルフクラブ、道具ですよね。経費の種類を聞かれてるんですか?

ジャッキー:いや経費できるかできないか。

やい姉:交際費にならないよね。できない。

原:できない。無理ですか?入れてよって言われたらどうします?

やい姉:税理士じゃないので言われないですよ。

原:ジャッキーさんいきましょう。

ジャッキー:これは入れれる可能性高いですよね。多分僕はそう思ってますけど。

やい姉:何で入るんですか?

ジャッキー:何でという勘定科目は僕はよくわかってないですけど、ゴルフっていう特性上が結構大きいポイントかなと思うんですけど、大人の社交場的な、接待交際に使われる場としては結構重要な人たちがいますよね。そこで経営者の会とか、そういうのでしか普段行ってないんだって言うと趣味じゃなくて、誘われたらこれ行かざるを得ないんだよねって。

原:いやいや行っとんやみたいな

ジャッキー:趣味で行ってたらアウトです。いつも行くメンバーが友達とかやったらちょっと無理かなと思うんですけど

原:メンバーというよりも、基本的には道具はちょっと難しいと思います。プレー台とかはそれでいいんですけども、道具は難しいですけどいこうと思ったら

ジャッキー:今みたいに僕が言うたらどうします?いやー俺普段全然ゴルフ好きじゃないけどなっていう

原:続きは次回でもいいですか?もうちょっといろいろあるので

やい姉:聞きたいですね。

原:じゃあこの答え皆さん1ヶ月考えておいてください。いろんな意見ください。じゃあこれで今月も楽しんでいただけましたでしょうか。

 おわり

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