江戸町85番だより第2回(2017年1月放送分)

原:新年あけましておめでとうございます!

改めましてパーソナリティの原崇浩です。

今年もよろしくお願いいたします。

 

今日はですね、記念すべき第2回目ということで、前回はふるさと納税の話をさせていただきました。

 

皆さん、ふるさと納税されましたか?

私はきっちりふるさと納税いたしました。

 

年末の31日に駆け込みでいくつかしました。

 

ジャッキー:僕も話に入っていいですか?

原先生、あけましておめでとうございます。

 

原:あけましておめでとうございます。

 

ジャッキー:番組をお聴きいただいている皆さん、あけましておめでとうございます。

アシスタンパーソナリティーのジャッキーこと古賀です。

 

前回の放送のふるさと納税の話ですよね。

先生も駆け込みですか?

 

原:はい。ギリギリでした。

 

僕はバタバタし過ぎて逃してしまいました。 

 

原:それはちょっと残念ですねー。

 

ジャッキー:後で聞いて、うぅーそうだったーと思いました。

ちょっと悔しい思いをしているんですけど。

 

原:ちょっとだけ私の話をいたしますと…

ふるさと納税何をしたかと言いますと、ほとんどうちの奥さんがやっているんですけどね。

 

奥さんにお任せなので、何にしたん?と聞くと、「黒毛和牛 切り落とし2kg」

ジャッキー:結構な量ですね。

 

原:そうですね。

あとは「オリーブ豚4kg」

 

ジャッキー:4kg!すごい!

 

原:すごいですよね。

あとはですね「甘酒10本」

あとは私が日本酒を2升くらい。

 

ジャッキー:なんかお腹空いてきた。お昼時やからね。

 

原:そうですね。

奥さん曰く冷凍庫が心配だって言ってましたね。

 

ジャッキー:なるほどねー

女性はお買い物する感覚で嬉しいでしょうね。

 

原:選んでるのはとても楽しそうでしたね。

 

ジャッキー:ふるさと納税っていうことですから、本来はお買い物じゃないんでしょうけど。

もうお買い物してるみたいな雰囲気ですね。

 

ということで先生もしっかりとふるさと納税で商品Getいうことですね。

 

そういうことで、この後のコーナーで、今日はどんなお話をしていただけるのか楽しみにさせていただきたいと思います。

 

ジャッキー:よろしくお願いいたします。

 

原:お願いします。

 

原:それでは今日のお話ということでですね。

 

ジャッキー:知って得する情報ですよね?

どんなお話をしていただけるでしょう?

 

原:今日は税制改正のお話が先月発表されましたので、それにちなんで配偶者控除の話をしたいと思います。

 

ジャッキー:よく聞く話題ですけど、なんか103万とか130万とか、そんな数字がありますよね?

実際何が得なの?損なの?というところがよく分からないんですけど、そういったところを今日は教えていただけるということですか?楽しみです。

 

原:ではですね、改正のお話でどこが変わるのかというところですけども、配偶者控除の適応の金額ですね。

 

奥さんの所得が前は103万を超えてると旦那さんの配偶者控除が無くなってしまってたんですけど、そこの金額が103万円ではなくて、150万に変わります。

 

ジャッキー:奥さんの所得が150万を超えないとその控除がなくならないということになるんですか?

 

原:はい。

 

ジャッキー:それが今まで103万で控除が外れてたっていうことなんですかね?

だいぶ、大幅に変わりますね。

 

原:数字だけ見て行きますと、奥さんは47万円たくさん稼いでも大丈夫という風には見えますよね。

 

ジャッキー:配偶者控除があるのとないのでは何が違うんですか?

 

原:配偶者控除というのはご主人さんの方に控除の金額がつくかつかないかということなんですけども、この金額が38万円となっています。

 

ジャッキー:配偶者控除が無くなってしまうと、38万円引いてくれてたはずのものが引いてくれなくなるっていうことで、税金の対象の所得が増えちゃうということになるんですか?

 

原:そうです。

原:38万という金額そのものが直接税金に影響するわけではないんですけど、その金額かける10%であったり、20%であったりそのご主人さんの収入に応じて、その人が本来負担する税率の金額分ずつ影響してきます。

 

ジャッキー:そうですよね。

所得税ですか?

 

原:所得税と住民税も似たようなものがあります。

 

ジャッキー:住民税ってなんか10%とかで固定されてますよね?

 

原:厳密には住民税の配偶者控除は33万なので、38万とはちょっと違うんですけども。

 

ジャッキー:数字がちょっと違うということですね。

ただそちらにも影響はあると。

 

所得税というのは所得の多さによってパーセンテージが違うということですよね。

 

原:大きく変わりますね。

例えば、とても所得が高いお金持ちの人ではですね、所得税・住民税の税率は半分と言われています。50%ですね。

 

そうなると38万円の控除がある人とない人では、その半分の影響がありますので19万円の税金がかかるのか、かからないのかという差が出てきますね。

 

ジャッキー:そうか。引いてくれないわけだから19万円税金が増えちゃう可能性があるということですよね。

それじゃあ超える超えないで結構影響しちゃいますね。

 

たまに企業の方とかとお話しさせて頂いてる時に、103万を超えたくないって言うパートの人が多くて、もっと働いてほしいのに困るんだみたいなことを聞いたこともあるんですけど、結構主婦の方でそこを気にされてる方は多いみたいですね。

 

原:そうですね。

働いてほしいのにというのは12月にはよく聞くお話ですけどもね。

その103万を主婦の方は気にされてますけれども、

 

ジャッキー:そうですよね、気にしてますよね。

だから年間103万超えないように最後調整して働くと。

特に年末なんかの忙しい時に働いてほしいのに働かさんといてくれって言う申し出があるって聞いたことありますね。

 

原:経営者の方も困りますけれども、本人も超えたくないと、いろいろ考えたり、悩んだりされますよね。

 

ジャッキー:それが今度103万ではなくて150万円まで働いても控除はなくならないと言うことにはなるんですね。

 

原:そこの数字だけ見ると奥さんにしても103万から150万まで47万円分たくさん働いても大丈夫ということにはなります。

 

原:そこら辺に関しては経営者さんは多少ありがたい。

ちょっと楽になるとは思いますそう。

 

ジャッキー:一人当たりの労働の時間がトータルで増えても大丈夫だということになるので、新しい人員入れるよりは慣れてる人にちょっとでも多く働いてもらった方が効率は絶対いいですよね。

 

そういうことで言えば経営者の方にとっては非常に良い話なのかもしれないし。

ただ先生、その数字だけを見ればみたいなことをちょっと含んでましたけれど、気をつけないといけないこととかがありそうな雰囲気ですけど。

 

原:はいそうですね。

配偶者控除の金額だけ見ると、先ほどの150万までいけるんですけども、元々奥様本人に関しましては103万を超えると、所得税を払う対象になります。

 

ジャッキー:103万までは奥様自体に所得税はかからないということですか?

 

原:ところが103万超えるとその方ご自身も税金を払わないといけなくなるので。

ジャッキー:単純にじゃあ増やしていいわけではないと。

 

原:そうですね。配偶者控除だけを考えると大丈夫ということですけども。

ご自身も税金は払いたくないという人もたくさんいらっしゃいますけど。

 

そういう方は103万を超えてしまうと税金払ってくださいねってなりますので、そこは注意が必要ですね。

 

ジャッキー:これってじゃあどのぐらい超えても…損得で考えたらどんなバーになるんですかね?

 

原:今の部分でお話ししますと103万を超えない方がいいんじゃないかという風に思いますよね。

これは簡単なところですけどね。

で、そこを超えてしまうと税金も払います。

 

もう一つラインがありまして130万円っていうラインが存在します。

130万円っていうラインはですね、奥さんご本人が社会保険の保険料を払わないといけないという一つの境目になっています。

 

ジャッキー:社会保険っていうことは厚生年金と健康保険ということですよね?

 

原:そうですね

 

ジャッキー:130万を超えてくると、今まで扶養家族として3号被保険者って言われるところにいてたのが、自分も1号っていうか自分が加入者になるっていうことになってしまうんですか?

 

原:その旦那さんの社会保険の扶養家族ではいられなくなるって感じです。

 

ジャッキー:とすると、ご自身で社会保険料を負担せなあかんと。

結構複雑やね。

 

原:これは金額的に大きいと思いますよ。130万円超えてしまった場合は。

 

ジャッキー:じゃー150万円を目指したらちょっときついかもしれないですね。

130万のラインが目安になるんですか?

 

原:人によってはそれぞれの思いはありますので、税金は多少払ってでもその社会保険を払うところは嫌だって言う人は130万ちょっと手前がいいですし、一切払いたくないという方はやっぱり103万円未満を狙いますし。

今の話で行くと150万未満を狙う人っているのかなっていうのはちょっと疑問ですけどもね。

 

ジャッキー:今の聞いたら150万目指す人、ちょっと微妙やね。

 

 

引き上げて、何でそんなことするんでしょうか?

なんかあんまり意味ないような気がしてきた。

 

 

原:多分趣旨としては、配偶者控除がなくなるから働きたくないって言う主婦を減らしたい、もうちょっと働いて欲しいっていう意味で150万に上がったんだと思うんですけど、多分それはその税金側の考えであって、社会保険側の考えの130万を多分見てなかったと言いましょうか、社会保険庁と国税庁とのすり合わせができていないところでしょうね。

 

 

ジャッキー:微妙ですねー。

これだけ聞くとちょっと本当に微妙なんですけど、逆にちょっと極端な話、150万とかじゃなくて目指すんだったらどこまで超えた方がいいのかっていうラインはあるんですか?

 

原:税金のシステムとして働けば働くほどとりあえず手取りは増えます。

103万の人よりも104万円の人の方が税金を払ってでも手取りは必ず増えるようになっていますので、そういう意味ではもうもうどんどん働いてもらう方が手取りは増えてご本人様にとってはいいですね。

 

130万という社会保険の部分が大きな差・違いができますので、130万を超えてしまったような形は、どんどん稼いでいただく方が家族にとって手取りも増えるし身になると思います。

 

ジャッキー:実際の手取りは減ることはないですか?ちょっとでも超えていけば。

世帯バランスで考えた時に。

原:ここもやっぱり社会保険が大きくて、社会保険を払わなくても済んでいたラインから払わないといけないラインになったとき、つまり130万超えた時ってのはそこは急に負担が増えることになりますので、そこに関してはマイナスになります。

手取りが減ってしまうと思います。

 

ジャッキー:130万ちょっと超えのところが一番厳しくなってくるような感じですね。

さっきの150万のラインまでって言うのもなんか逆に微妙に厳しいのかもしれないですね。

 

原:個人的に思うことはあまり機能しないんじゃないかと思います。

 

ジャッキー:本当ですよね。

これ単純にその数字だけ見て働いてしまったら、ごっつえらい目に合いますね。

中途半端に130万とか140万とかなってしもたらえらいことになりますね。

 

原:なのできっとその130万の方のテコ入れと言いましょうか、数字の変化と言いましょうか、手が加えられると思います。

 

ジャッキー:それの改正を待ってから動いた方が良さそうですそうですね。

 

原:実は社会保険に関しましてもう一つありまして。

先ほど130万と言ってるものがですね、今度は106万っていうラインも出てきます。

 

ジャッキー:えーなんですかそれ?

 

原:先ほどは130万と言っていたものが106万になると思ってください。

てなると106万超えてしまうと社会保険入らないといけなくなるというものですね。

 

ジャッキー:それはごっつい厳しくなりますよ。

 

原:これはですね、ご主人さんの会社が従業員500人以上の大きな会社であれば、そういう対象になってきます。

 

旦那さんの職場によって奥さんの働ける金額が変わるということですね。

これは判断する側からすると、だいぶややこしいんですけども。

 

ジャッキー:収入だけで見てたんじゃなくてどんな会社に勤められてるかということで、そのバーがあるかないかって変わるんですか?

 

原:はい。

130万じゃなくて、106万になります。

 

ジャッキー:働けなくなりますよね。

 

原:そうですね。

国側としてはこれだけ下げたら社会保険料も払って、あとはもうどんどん働いてくださいっていう方向にしたいみたいなんですけどもね。

 

ジャッキー:まあそもそもの社会保障そのものがだいぶ今厳しくなってますもんね。

社会保障そのものが機能すんのかっていう状態になってるから、その辺は逆に厳しくしていきたいのが国のイメージですかね。

 

原:本当はもっと少なくする、もっと下げるって案も出てたんですけれどもね。

とりあえず今は106万に落ち着きました。

 

ジャッキー:将来なんかやられそうな気がするんですけど。

ちょっとでも働いたらもう社会保険は自分で入ってねみたいな。

 

原:一時も65万っていうお話しも出てましたたんでね。

そんなになるともうほとんどの人が社会保険払いましょうという風になりますよね。

 

ジャッキー:そんなことで、パート行くのやめるわっていうのも、生活を考えたら死活問題ですよね。

 

原:先ほどの金額ですと、じゃあ60万でやめとこっていうのもちょっとなりにくいですよね。

 

ジャッキー:生活のパターンが決まってて、所得がこのくらいないとっていう生活してた時に、いきなり130から60とか言われたら、奥さんが働く時間も週に半分ってことですね。

これちょっとしんどいですよね。

 

原:そんな一気の変更はなかったんですけど、でも将来的にはあり得ますかね。

 

ジャッキー:社会保険、年金のこととかも考えたら、大丈夫なのかって思うから…まあ仕方ないのかなとは思いますけど。

引っかからないように上手にわたっていかんと損しますね。

原:私が担当させて頂いてるお客様のところの従業員さんからもよく相談あります。

 

何円までだったらいいんですか?とか。

私もよくお話はさせて頂いてるけど、その相談はいつまでたっても毎年たくさんありますね。

 

ジャッキー:気になると思います。世帯だけで考えたらね。

やっぱり自分がいくら働いて、収入をたくさんもらいたいですよね。

たくさんもらいたいって言うのみんな一緒やと思うんですけど。

 

じゃあなんか103万の壁とか130万の壁とかいうキーワードは聞いたことがあるけど、ほんまに大丈夫なのか、どこまで大丈夫なのか、要は損得(で言うと)どうなのみたいなことですよね。

 

原:やっぱり皆さんね損はしたくない。無駄に払いたくないって思いますよね。

 

ジャッキー:それかもう諦めて思い切って働くという感じの選択の方が逆にいいのかもしれないんですけどね。

 

原:分かりやすいんですけどね。

家庭の事情、働ける時間の事情もありますんでね。

 

頑張ったはいいけど160万円ぐらいしか行かなかったら、もっと働いている方がよかったのにみたいになりますよね。

 

ジャッキー:だからパートタイマーとかだと時間給で働いてるから、同じ時間働いてるのにどんどん引かれてる物が増えていくと時間単価が減ってるみたいなことにはイメージ的になりますよね。

 

原:その通りだと思います。

 

ジャッキー:時給900円だと思って働いてるのに、実際蓋開けてみて計算したら800円だった。

 

原:確かに100円ぐらい取られてる感じになりますよね。

 

ジャッキー:そんな感じになるかもしれないので、環境にもよると思いますけで、ちょっと働くんだったらもう思い切ってどーんと越えてしまった方が(いいですよね)。

 

先生は、こういう問題の個別の相談も従業員さんから受けられたりされてるんですか?

 

原:そうですね。

そこのお客様とか従業員様との関係性もありますけど、相談がありましたらそこはもちろん一番いいところをお伝えいたします。

 

ジャッキー:こういうことって気になりだしたら気になるんですけど、どこに聞けばいいのかなみたいなね。

あの一般の方だとなかなかハードル高いですよね。

 

お客様は税理士という職業の人に聞いたらいいって簡単に思いつくと思いますけど、普通のサラリーマンの人は確かに誰に聞こう?ってなりますよね。

 

原:今でこそインターネットで調べようと思いますけど、先ほどのように税金の仕組みと社会保険の仕組みと、ちょっと複雑ですので、なかなかベストの判断は素人さんでは出しにくいかもしれませんね。

 

ジャッキー:そういう時の心強い味方ということですね。

気軽に相談大丈夫なんですか?

 

原:はい。もうどんどんどんしてください。

 

ジャッキー:お聴きの皆さん、気になったら是非アクセスをしていただけたらと思います。

この後の最後エンディングのところで、詳細の方をお知らせしていただきたいと思います。

ありがとうございます。

 

原:はい、ありがとうございました。

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